POPの「かきかた」は2つあります。
teruterupopは「POPの書き方」と「POPの描き方」2種類で表現しています。
「書き方」は内容、「描き方」は表現方法。POPを“かく”には この両方が必要ですね。
いくら美しい仕上がりのPOPを描いて「すごいな〜」と感心してもらっても意味がない、それがPOP。
伝えたい事が何なのか、曖昧なままPOPを作っても存在価値が無い、と言っても良いのがPOP。
お客さまに伝えたいコトをいっぱい心に持っている現場の皆さん。その心に秘めた“熱意”を
引き出すには、「描き方」重視のセミナーでは却って“逆効果”だという事実を知ったのでした。
そこで 「コトPOPマイスター」になった理由 のページにあるように、講習方針を少し変えたのでした。
参加者の方の半分くらいの方が、最初にこうおっしゃいます。
「美術が苦手なもので・・・」
「字がヘタなので・・・」
「センスがないので」
「不器用なので」と。
「だから、POPは上手に描けないんです」という意味なのでしょうか。
おそらく「POPの描き方セミナー」で一生懸命された方々のはずです…。
そのような誤解を与えてしまった責任の一部は、私にもあるのかもしれない…。
そう思うと、心がちょっと“痛む”時があるのです。
そんな時、私は大きい声で、こう申し上げます、
「POPはアート系ではないんですよ。体育会系です。
だから、そんな心配はぜ〜んぜんいりません。
私の普段描いている筆記体の文字は、クネクネの意味不明文字ですよ。
スイッチを切り替えてPOP文字になったら別のモードで、身体が働きます」と。
ですので、スペースと時間が許すなら、いっしょに“柔軟体操”をします。
は〜い!1・2・3 !!
初日はどなたも緊張しますもんね。緊張がとれて慣れてくれば作れるようになります。
POPを「描く」事に必要なのは、スポーツと同じように、反復練習によって「慣れる」ことだけ。
「こんな書き方でいいのだろうか」等と恐れずに書きましょう!
「見本通りに描けないから恥ずかしい」等と遠慮せずに描きましょう!
私はこう見えて、実は気が小さくて臆病者。みなさんよりドキドキなんですよ。(笑)
いっしょにがんばりましょう!!
●「POP作りサークル」の活動を紹介 POPとアート文字 Café

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