《ボード と ペン との組み合わせ》で悩む時ってないですか?
こんにちは! teruterupopです。
先日、(いわゆる)「黒板POP」と呼ばれたりするPOPの画材選びで悩ん
だ、というお話を友人のAさんから聞きました。詳しく言うと
「ボードとペンの組み合わせが分らず、自分の判断で買ったら、相性が
悪かったのかうまくキレイに描けず、結局、ボードとペンを同じメーカー
で買い直し、高くついてしまった」とのこと。
ひょっとしたら、同じ失敗をしてしまった方がおられるかもしれませんね。
teruterupopとしては、セミナーや、ホームページ経由で、ブラックボード
POPのお悩みを時々頂いていたんで、遅まきながら記載します。
☆あくまで、teruterupopの経験と知識ですので、参考程度にどうぞ♪
新しい情報が入ったら、随時アップします。
現時点で、ブラックボードPOPを作ろうとする場合、まずほかの画材の場合と
同様「用筆と用紙」との相性を考えて購入を決めるのが良いでしょう。
★「ブラックボード」に使う「筆記具」いろいろ
以前は「チョーク(白墨)」「三菱ポスカ」「水性クレヨン」ぐらいしかなかっ
たように思います。今はブラックボードの人気と共に、たくさんの商品が開発さ
れ手軽に手に入るようになりましたね。中には、黒い紙に描いてすぐは透明だ
が、しばらくすると色が浮き出るという筆記具(クレタケ製)や乾いた雑巾で消
せるペンも登場。種類が多くて全部は試せていません、、、。ざっくりと大きく
分類すると3タイプ「チョーク(白墨)」「直液式(液体マーカー・水性)」
「固形タイプ(水性クレヨンと似ているが異なる)」というところでしょうか。
★「ブラックボード」と呼ばれる品いろいろ
A.チョークアート用のボード(作品の製作者が作ることが多い)
主に「専用の高級油性チョーク」で描きます。
アートとして制作しているプロも多い。POP制作に使う事は少ない。
B.マットな表面のボード(学校で教師が使っていた黒板も含む)
「チョーク(白墨)」「固形マーカー」が中心でしたが、最近はマットなタイプ
でも「直液式」で描けるボードも出てきました。汎用性があります。
C.ツルッとした表面のボード(ホワイトボードの黒タイプ)
主に「直液式マーカー」が使えます。
D.固形マーカー専用のボード(軽い、カッターで切って形を自由に)
お手軽な『お家チョークアート』にハマっているteruterupopです。コスパ抜
群!但し、固形マーカーである「キットパス」用→ リバーシブルパネル
E.黒い紙
(1ミリ以上のかなり厚いものもあります。ボードより安価。)
「黒い紙専用ペン」も登場しました。文具店で手に入ります。
teruterupopは『uni ball signo太字(黒紙用)』 を愛用しています。
F.発泡スチロール製ボード
(安価で手に入る、カッターで切って形を自由に)
100円均一店で時々買って描いています。練習用にも使えます。
G.プラスチックダンボール
(通称プラダン。軽い。黒以外いろんな色あり)
「アクリル絵の具」「ペンキ」「ペイントマーカー・油性」を使って
『筆POP』も描けるので看板として使えます。
「ブラックボード と ペン との組み合わせ」について
〜〜〜(2015年UP)(2019年更新)〜〜〜
【直液式の水性マーカー】
いずれも直液式の水性ペンです。
(直液式なので、立てたボードに描くと、時おり〝インクが垂れ〟ます。)
「ツヤありボード」(ホワイトボードの〝黒地〟タイプ)に使えます。
最近は「ツヤ消しボード」(黒板風)も登場。
同じメーカー製でボードが販売されていれば、
それを使うのが無難でしょう。
他社製でも、あまり、使い心地に差はないようです。
「描き消し簡単」というのは本当ですが、ボードクリーナーとセットで
売っておられることも多いのは、何度も使っていると水ぞうきんだけでは
不十分な場面があるという事かも知れません。teruterupopの
使い心地の感想では、ポスカより顔料分が多く色味がしっかり出る。
消しやすいが長く置いておいたり、屋外に掲示していると
消しにくくなる傾向がある。ですので、ぬれ雑巾で消えにくいと感じたら
以下の方法を順に試してほしいと思います。
たいてい、メラニンスポンジの段階で消えるでしょう。
「ぬるま湯につけた」雑巾で丁寧に拭く→
「メラニンスポンジ」で→「ボードクリーナー」で。
いずれの場合も、乾いた布で水分をふき取るようにするのを忘れずに…
うっかりすると、跡が残る場合があります。
サイズが短く、持ちやすいのでお子さんでも使いやすいと思います。
teruterupopの第一印象は「軽くて、ボタ落ちしにくいなぁ」という感じ。
【チョーク】
「白墨(ハクボク)」とも言われていた、そうアレです。
もちろん、
学校で使われていた黒板のような表面のボードが
相性が良いでしょうね。消えやすいのが難点ですが、
あの風合いがいいんですよね♪カラーも揃っていますし、
細身のタイプもあります。
チョークアート というと、たまに、この画材で描く
絵を指すとの誤解が、今だにあるようです。
【キットパス(クレヨンタイプの固形マーカー)】
メーカーさん曰く「液体ペンの3倍長持ち」なのに安い。
お子さんにも優しい成分で
作られているそうです。teruterupopもお気に入り。
1本90円〜(税別)。
固形なので、当然、液だれせず扱いやすい。
ガラスとも相性が良く、店のインテリアとして活躍中。
水で溶かして“水彩風”の絵も描ける。
“チョークアート”のような「絵」がうまく描ける、
グラデーションがいいですね。
クレヨンタッチなので小さな文字は苦手。
《ブロックタイプ※》はタイトル文字や塗りつぶしも思いのままです。
※この商品の名前を「パステルチョーク」として、多くの色で販売して
いる会社もあります。…下記レイメイ藤井製の「チョークパステル」と
紛らわしい名前ですが、こちらの方が先に販売されました。
先ほども登場したこのボードは好きな形に切りぬける・軽い・描き消し簡単・
手作りっぽく描けてクラフト感あり。(teruterupopの感想)
★要注意!!→「普通の黒板に描くと、消しあとが残ります」
黒ケント紙なども、ボード代わりに使えて、描画線が〝クッキリ〟です。
タイトル部分以外の小さな文字は無理せず「直液式の水性ペン」に任せても、
両方のタッチが馴染むと感じます(teruterupopの感想)
teruterupopの感想は「柔らかいタッチでしっかり塗れる」
「重ね塗りがしやすい」という感じです。
【キットパス(固形マーカー)より半透明感あり】
1本150円〜(税別)。
キットパスよりなめらか。水性塗料使用のボードでは色残りする場合あり。
変わらない情報部分は、本格的なチョークアートで描き、
メニューや値段など変化する情報はこのペンで描いて活用している
カフェを時々見かけます。ホルベインは、老舗画材メーカー。
ついでと言ってはなんですが… このペンもご紹介しておきます。
ブラックボードとは合いませんが、便利ですので。
●ゼブラ 水性マーカー 『水拭きで消せるマッキー』 発売(2015.7)
ゼブラ製は半透明・・角5.3&丸1.4 (赤・青・黒)全8色のセットあり。
ホワイトボード用マーカーのように、手で触ったぐらいでは消えず、
ホワイトボードに描いた表示がクッキリしたままなのが注目です。
イレイザーでも消せますが、水拭きで簡単に消せ、消しカスが空中に
舞うこともないので、清浄な空気を心がけている場所、例えば病院・
介護施設・保育所などにお勧め。触れただけでは消えないのが良い。
ちなみに、ゼブラ製の「水性マーカー」はありましたが、
同じ水性でもこのタイプは今回初めてです。
「直液式マーカー」と違ってインクは〝半透明〟に近い。
三菱のプロッキーのよう。ゼブラさんが自社のホームページで
「ラミネートされたPOPにも書きやすいのでどうぞ」と勧めています。
teruterupopの手許に届きましたので、ホワイトボードで実験
してみたところ、インクが弾かれて描画線が乱れず、
やはり、安定してクッキリかけました。気になるのが、、、
この商品と「紙用マッキー」の見た目がほとんど同じ。
ラベルのタイトルをよく見て、間違って使わないよう注意しましょう。
【単品の価格(税別)…2015年時点】をまとめると、
ゼブラ・・・¥180
BBポスカ中字・・・¥200
レイメイ細字・・・¥200
チョーク・・・¥200(日本理化学工業)
キットパス:ホルダー付・・・¥150(日本理化学工業)
・・・補充用:2本¥150
キットパスブロック:24×49×11mm・・・¥175
キットパス専用パネル:A4サイズ=¥800 等々
★チョーク・・・紙、黒板。
★クレヨンタイプ・・・リバーシブルパネル、紙、ガラス
★直液式ペン・・・紙、ツヤボード、マットなボード、ガラス
詳しくは各メーカーHPへどうぞ。
teruterupopも、新製品が出ると、わくわくして使っています♪
今回ご紹介したこれらを使って、実際に作品を作ってアップしたり、
セミナーやイベントで使います。参考にしてください♪
毎年【秋】コスパ抜群の『黒板風POP』セミナーをしています。
7月半ば〜8月半ば 参加者募集のチラシ配架スタート。先着順です。
たいてい、主催は「大阪市立総合生涯学習センター」です。
セミナー予告ページにも掲載しますので、ご覧ください。
当『POPとアート文字Cafe(カフェ)』サークルでは2018年後半から、『描き
消し簡単 お気軽チョークアート』を始めました。新しいタイプの「チョークア
ート」のご提案です。(チョークアーティストAsamiさん提唱)
関連ページ→「描き消し簡単!お気軽チョークアート」新登場!
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